新型フラップゲート(騒音低減型)
躍動防止装置付/2.0m×2.0m以下のゲート
漁港に設置されたフラップゲートにおいて、海側の波浪による扉体の躍動で、全閉する際に扉体が戸当たり面を叩くことにより生じる衝突音が反響音となり、暗渠内を伝わって上流側(暗渠入り口)での騒音となっています。
この騒音を低減するフラップゲートを新たに開発しました。
▲躍動防止装置
▲騒音低減型フラップゲート
特長
- 周辺環境を考慮した騒音低減設計です。
- 躍動防止に、せん断ひずみ変形ゴムを使用しています。
- 使用ゴムは橋梁用支承ゴム(クロロプレンゴム)同等品を使用しています。
設置後20年での交換を基本とします。 - 機械式ダンパとは違いメンテナンスフリーです。
次の実証実験を実施済
- 「躍動防止装置」設置前と設置後の騒音を比較
→騒音を1/3に低減 - 「躍動防止装置」ゴムブラケットの性能確認試験
→理論通りの性能を確認 - 「躍動防止装置」ゴムブラケットの疲労試験
→繰り返し回数50万回実施
▲騒音測定実験
躍動防止装置の動き
▲海側からの水圧がない場合
▲海側からの水圧がある場合