リンクアップゲート(バランスウェイト型フラップゲート)
NETIS登録番号:KK170022-A
騒音低減型
フラップゲートは、水位(水圧)により無動力で開閉するため逆流防止用ゲートとして使用されています。しかし、扉体重量に比例し内水位が高くなるため大型ゲートには不向きでした。
このたび、丸島は、この問題点を解消する新型フラップゲートを開発しました。扉体を戸当たり止水面より離すことにより、低水位で内水排除でき、バランスウエイトと扉体外水位側下部にフロートを設けたことにより、逆流時外水位が低い時でも全閉が可能となりました。よって、扉体重量が重くなる大型ゲートにも対応できるようになりました。
また、回転軸の位置関係で、扉体が外水位の波浪による躍動で戸当たりをたたく構造でないため、騒音の発生を抑えることができます。
バランスウエイト式フラップゲート概要
特長
- 内水排除時、内水が低い時でも排水は可能です。
- 逆流時、外水位が低い時でも全閉が可能です。
- 周辺環境を考慮した騒音低減設計です。
全閉外水位比較
外水位が低い水位で全閉が可能。(全閉水位はフロートの位置調整で変更可能です)
▲バランスウエイト式フラップゲート
▲従来ゲート