製品情報

横掻式除塵設備

リンクスクリーン

自社開発により、高性能、低コスト化を実現。

横掻き式リンクスクリーンは、雨水吐き室内の越流堰上に設置し、越流水中のきょう雑物を除去するスクリーンです。

山鹿市 雨水吐き室納入
▲山鹿市 雨水吐き室納入

特長

  1. 国産で高性能、低コスト
    自社開発により低コスト化を実現しました。
  2. 電動式リンク機構
    リンク機構により、きょう雑物を効率的に遮集管側へ搬送します。また、乾式水中モーターによる駆動のため油漏れの心配が無く、水没時にも連続運転が可能です。
  3. 維持管理が容易
    リンク機構部は給脂の必要が無く、またシンプルな掻き取り装置のため、きょう雑物が絡みつき難く、メンテナンスが容易です。
  4. 設置が容易
    直径600mmのマンホールの開口部から分割搬入が可能です。また、既設の雨水吐き室の大幅な改造を必要としません。

雨水吐き室設置イメージ図

雨水吐き室設置イメージ図

かき取り刃詳細図

かき取り刃詳細図

目幅4mmのバースクリーン面で補足したきょう雑物は、かき取り刃が半円形往復運動することにより、順次下流側の書き取り刃へ受け渡され、原水の流れにより、遮集管を流下します。

リンク機構模式図

リンク機構模式図

横掻式リンクスクリーンの構造

 バースクリーン、かき取り刃、駆動装置、水位計、制御盤から構成されます。横バースクリーンの背面から複数のかき取り刃を平衡リンク機構で円弧状に送り、直線状に戻る運動を繰り返してきょう雑物を順次遮集管側へ搬送します。かき取り刃は戻り時にスクリーン補側面から飛び出していませんので、きょう雑物は遮集管側に効率的に搬送されます。

  • スクリーンはモジュールユニットシステムを採用。
    設置場所に応じて自在に組み立てることができます。
  • スクリーンの目開きは4mm(標準)で、さまざまな水中のきょう雑物を補足します。

主な仕様

呼び長さ 1.0m〜8.0mまで0.25m間隔
呼び高さ 0.2m〜0.8mまで0.1m間隔
スクリーン目幅 4mm
通水量 6m³/min〜320m³/min
電動機 200V 0.4kW〜3.7kW

用途

・合流式下水銅の雨水吐き室
・雨水貯留施設の流入口 など

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